ストーリー
かつてセレブだけが通う女子校だった聖トレア学園(せいとれあがくえん)。今は共学に変わっていて男子も通うようになったが、依然として男女比は女子の方が圧倒的に高かった。
その聖トレア学園の生徒会長、久城 瑠璃(くじょう るり)は美人だが、傲慢で高飛車な性格ゆえに、彼氏いない歴=年齢の”モテナイ女の子”。
瑠璃は学内を闊歩するカップルを見るたび、「ぐぬぬ‥‥。
美人で、気高い私には彼氏がいないのに、どうして他の女子はああも簡単に彼氏を作っているのよ。
許せない!」と逆恨みする日々を送っていた。
やがて瑠璃は、逆恨みを募らせた挙げ句、突飛な行動に出る。
学内で生徒会の裁量権が大きいのを良いことに、生徒会長の強権を発動して、生徒の恋愛を禁止する校則を強引に決めてしまったのだ。
あまつさえ、校則を破って、恋愛関係になった生徒には”罰ゲーム”を命じた。
その罰ゲームというのは、「朝礼の際、全校生徒の前でキスしろ」「彼女は彼氏が泣くまで足蹴にしろ」など無茶苦茶なものばかりで、罰ゲーム嫌さに別れるカップルが続出した。
当然、生徒から「無茶苦茶だ!」「生徒会長は独裁者だ!」と抗議の声があがるが、瑠璃は断固、無視する。
しかし、そんなある日──。
ふとしたきっかけから、瑠璃は生徒会の書記を務める主人公・成島 奈月(なるしま なつき)とカップルになる。
瑠璃と奈月は、2人がカップルだということをひた隠しにしようとするが、すぐに生徒会の他のメンバーにバレてしまう。
挙げ句、生徒会のメンバーに迫られて、瑠璃は奈月と共に、みずからが決めた”罰ゲーム”を受けるハメになる。
しかも、生徒会のメンバーが悪ノリした結果、2人が受ける”罰ゲーム”の中身は、さらにHに、さらに過激に改変されてしまう。
瑠璃と奈月は、さまざまなHな”罰ゲーム”を乗り越えて、恋愛を成就できるだろうか‥‥?