ストーリー
貧しい生活から一転し、王子の花嫁候補に選ばれた少女。しかし待っていたのは、花嫁修行と称した凌辱生活の日々だった……。
自然溢れる国フェリシティア。
肥沃な大地に恵まれるも、隣大国との抗争により国民はその日を生きるのにも必死の状態であった。
フィリアの家も同様に貧しく、父は既に他界。
残された病弱な母と二人暮しで日々の生活は非常に苦しいものであった。
しかし、そんな彼女は「王子と結婚し幸せになる」という夢を生きる糧としながら毎日の生活を送っていた。
―――ある日、その夢は唐突に叶うこととなる。
政略結婚を好ましく思わない国の王子が、美しいフィリアを「王子の花嫁候補」のひとりとして選んだのだ。
フィリアは運命に驚き、喜び、迷うことなく母とともに城での生活を甘受する。
――こうして彼女の新しい生活が始まった。
華やかながらも厳しい修行の日々……。
一人前になるまでは王子に会うことすら許されない。
それでもフィリアは毎日くじけることなく花嫁修行に励んでいた。
しかし、ある夢を見たその日から生活は一変する。
それは自分が無数の触手に襲われる夢。
肢体を締め上げられ、逃れることもできずにされるがままの体…。
そんな夢を見た日の花嫁修業の時間。
……しかし、連れられたのはいつもの部屋ではなく、重々しい雰囲気の漂う王の間。
そこには玉座に鎮座する王と、ボンテージに包まれ王に奉仕する奴隷少女の姿があった。
呆然と立ち尽くすフィリア。
それが彼女にとって辛い日々の始まりだとは、そのときはまだ想像にも思っていなかったであろう……