ストーリー
美に宿るカリスとは何か? なぜその果実は選ばれた者にしか与えられないのか?「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」因果交流の光が結ばれた世界。
芸術家は美によって、その問いに答える事が出来るのだろうか?サクラノ詩のその後の草薙直哉を中心に語られる物語。
あの坂から、直哉と藍が弓張の街を見ながら下った最後の風景。
そこに至るまでに、多くの語られなかった物語があった。
二人の天才。
夏目圭と草薙直哉の本当の物語。
何故、彼らは死後あるいは筆を折っても、未だに人々を魅了し続ける芸術家であり続けるのか?美の具現化そのものである画家、御桜稟。
彼女は何故、彼らが止まったその先を進もうとするのか?氷川里奈は? 川内野優美は? 鳥谷真琴は? そして夏目藍は?あらゆる人間の思いが交差する。