ストーリー
この学園には、神様(ゆうれい)が住んでいる――広大な敷地と膨大な生徒数を誇る、歴史ある学舎‘‘久慈学園’’。ある春の日、入学式の手伝いで登校した主人公・大槻宗真は……新入生の少女・文乃の頭から、ネコミミが生える瞬間を目撃してしまう!そこにもう一人現れた、こちらもネコミミの少女・ツキ。
ツキは自らを‘‘双子の神様’’――学園に噂される守り神の妹と名乗り、2人に謝罪する。
『姉が文乃に取り憑き、そのせいでネコミミが生えてしまった』――と。
なんでも彼女たち‘‘双子の神様’’の正体は‘‘学園に憑く猫の幽霊’’であり、学園の敷地から出ることができないらしい。
そのことに嫌気の差した姉・アキは、文乃に取り憑くことで学外に出ようとしたのだが……なんと、取り憑かれた文乃までもが学園から出られなくなってしまう!!このままではアキの願いを叶えられず、文乃は取り憑かれたままに。
宗真は、悪友にして学長の孫・恋花や、オカルトマニアと有名な後輩・弥生らと共に、アキの願いを叶える方法を――そして、学園に閉じ込められた文乃の生活を手助けすることにする。
しかし、突然始まった学園での暮らしは一筋縄ではいかず……?これは桜舞う春――出会いと別れの季節に始まる、神様と過ごすラブストーリー――