ストーリー
休日をのぞいたほぼ毎日、同じ電車に乗り、職場である塾へと向かう。カリスマでもなんでもない平凡な中堅塾の講師。
それが俺だ。
だが、そんな俺には、人にはあまり言えない秘密の趣味がある。
それは通勤電車の中で『痴漢行為』を嗜むことだ。
それに関しては、人並み以上の才能があると自負している。
とはいえ、それはあくまで秘密のままずっと続くはずだった。
そう、あの事件が起こるまでは…。
休日をのぞいたほぼ毎日、同じ電車に乗り、学園へと向かう。
特に趣味と呼べるような趣味もない。
学業の成績は万年可レベル。
平凡で、目立たないDK。
それが僕だ。
そんな僕だったのに、ある日電車の中でいきなり、全く身に覚えがないのに、
JKから痴漢呼ばわりされてしまったんだ。
いくら否定してもJKは聞く耳持たず、慰謝料を請求される始末。
悔しさと屈辱に震える僕の前に、その人は現れ、言った。
「俺達であいつらを指導更正してやろうじゃないか」