ストーリー
都心から離れた、どこにでもあるごく田舎町。主人公・小高賢一が隠れ住むことになったのは、そこにある個人経営の運送会社の寮だった。
大学で心理学を専攻していた彼は、自身の研究を認めない教授と同僚をその「成果」を用いて貶めたため、大学を追われた上に犯罪者となってしまったのだ。
優秀な自分がなぜ運送屋をしなければならないのか……すぐにでも辞めたいその気持ちを押し留めているのは、生活費と、そして会社を取り仕切っている女専務・吉住幸恵だった。
身体と口だけは達者で、しかし他は無能な夫である社長を助け、運送業務や資金集めなど主だった仕事を一手に引き受ける彼女は姉御肌で面倒見が良く、見た目も雰囲気も良いとは言えない賢一にさえ、他の者と代わらない笑みを向けてくれるのだ。
……それに何より、すごく良い体をしてるしな……
共に配達をする中、作業着から覗く豊満で、そして意外に白い肌を見るのが日課の楽しみとなった賢一は、いつしか幸恵に暗い欲望を抱くようになっていた。
隠し持っている研究の「成果」……催眠術をかける器具を用いれば、幸恵の身体を思うままに弄ぶことができるはず――！
その機会を伺う賢一。
そしてある日、配達の休憩時間に2人きりになったときを見計らい、賢一は幸恵に器具を用いる。
はたして試みは成功し、彼女は彼を夫と認識する。
ならばと下半身を露にした賢一を見た差知恵は、ひさしぶりだと艶かしい笑みを浮かべ、彼の肉棒を手にし、ゆっくりと愛撫し始めるではないか。
こうして始まる催眠と陵辱の日々。
しかし、その結末は賢一にも予想しえないものだった……。
