ストーリー
大学で知り合い、卒業と同時に結婚して3年。真面目で優しい公平と落ち着いていて人当りのよい紬は、周りから見ても理想の夫婦だった。
実際、二人の結婚生活はとても順調で、お互い今ままでの人生の中で、今が一番幸せと豪語するほどであった。
……しかし、その裏では一つ大きな問題をはらんでいた。
それは夜の生活について。
紬は公平とのセックスでは、どうしても快感を得ることが出来ないのだった。
心は満たされるのに、身体は満たされないという矛盾。
その矛盾を少しでも埋められるようにと自分で慰め、良き妻として振る舞う紬。
やがて、妻の悩みに気付いた公平は、何とか満たせるようにと努力をする。
しかし、その甲斐も空しく、紬の欲求不満は募っていくばかりだった。
自身では抑えられない、妻の疼き。
そして悩む公平が出した結論。
それは他の男の力を借りるというものであった……