ストーリー
お互いの両親が不在がちだったこともあり、よく家を行き来して兄妹のように育った。
だが、功太は結花のことを兄妹としてだけではなく、いつからか女の子として意識をしていた。
結花は昔からとても恥ずかしがり屋で、恋愛方面ではとても初心。
ドラマでキスシーンが流れただけで、顔を真っ赤にして目を背けてしまうほど。
そんなこともあって関係が壊れるのを気にして、功太は結花に気持ちを伝えてはいなかった。
焦らず、ゆっくりと関係を深めていければ……そんなことを考えながら過ごす結花との日々。
…………だが、知らない間に、結花は変わってしまっていた。
それに気づいた時には、すでに――