ストーリー
◎後日談シナリオ※このシナリオのみ共通ルートの後、各ヒロインのルートに分岐します。
○共通ルート
全ての事件が無事に終了した葦原町で、過去を振り返り懐かしむ裕理。
○ましろルート
太転依と人間の共存を実現するため、東奔西走を続ける裕理&ましろ夫妻。
その疲れがたまってきた頃、美冬から「長期休暇を取るべきだ」と提案される。
そこで以前当てた温泉旅行券を思い出し、早速繰り出していく二人。
しかし、その後ろでは美冬による「とある計画」が動いていたのだった──。
○アメリルート
太転依の事件を経て、精神的に成長し優しく大人しくなったアメリ。
以前のような底抜けの明るさが見えないことを裕理はむしろ不安に感じていた。
全ての発端は自分のせい。
そう思い込んで無理をするアメリは段々と疲れていく。
そんな中、夏休みで訪れた温泉地で、いるはずのない「彼女たち」と再会し──。
○ゆみなルート
二人の関係が晴れて認められ、そして迎えた夏休み。
大手を振って裕理と一緒におひさまの下を歩けるはずだったのだが──。
昨日は美冬の用件が長引き、今日はましろの手伝いで中々帰ってこない。
一人裕理を待つ日々が続いたある日、ゆみなは眺めていたTV番組がきっかけである疑問に思い当たってしまう。
「ままま、まさか浮気ですかー?!!!」
──裕理の身の潔白や如何に?
○美冬ルート
晴れて婚約者として認められた裕理は、美冬と楽しい夏休み計画を立てていた。
しかし、忙しい二人とっては下手すれば人生最後の「青春」。
鵺を蔑ろにする気はないが、出来れば二人きりの水入らずで──。
その願いを聞き入れた仲間たちは、鵺には内緒で計画を進めることに同意する。
が、一人おいてけぼりにされた鵺が復讐してやろうとこっそりついてきて──。
◎ましろショートシナリオ
ましろと出会い、裕理が「人間でも太転依でもない何か」となってから数年。
裕理は永遠の命、すなわち「周囲の変化から取り残される」ことを実感していた。
と同時に、少なからず戸惑ってもいる自分に疑問も感じてしまう。
実は自分は全く成長していないんじゃないか──。
そんな中、ましろが突然、幼女の姿となってしまう。
神気も失い、記憶も意識も退行したましろの世話に追われる裕理だが──。
◎アメリショートシナリオ
太転依の事件があった、その年の暮れ。
八衢神社は参拝客で大忙し。
もちろん裕理もアメリもフル回転で手伝う。
その最中、未だに進路のことで悩む裕理。
進学に決めてしまってよかったのか──?
煮え切らない裕理にアメリはさらりと答えを提示する。
「継ぐんじゃないの?神社」
◎ゆみなショートシナリオ
裕人が2歳になる年の夏。
太転依の影響で参拝客の増えてきた八衢神社で、夏祭りが復活することになった。
一通りの仕切りを終え、裕理とゆみな夫妻は境内の祭りを見て回りながら
「折角のお祭りでも、肝心の神様が留守じゃあ……」
なんて話しているところに、諸国漫遊に出ていた筈のましろ・応龍・鵺たちが通りがかり──。
◎美冬ショートシナリオ
裕理と美冬の結婚披露宴当日。
美冬側の親族には裕理に対して疑惑を持つものもいたが、
先んじて執り行われた結納の際の、裕理の完璧な立ち振る舞いを目の当たりにし、
その疑惑は完全に払拭されていた。
両家ともに納得した上で何事もなく進行する披露宴。
ただ、裕理は皆を騙しているような気がして、一人胸を痛めていた。
そこへ、美冬の父、如月和彦が現れ、裕理に驚くべき事実を告げる──。
※以下の4本のコスプレシナリオについては、ユーザー投票の結果を受けて作成されています。
◎ましろコスプレシナリオ
フローレスの演劇にて、「没落貴族とメイドの恋」のメイドの役を演じることとなったましろ。
相談された裕理はましろの練習に付き合うが、何事にも半端を許さないましろにたじたじ。
開き直って役に入れ込む裕理だったが──。
◎アメリコスプレシナリオ
遊園地でのデート中、貸衣装コーナーでゴスロリに着替えご機嫌のアメリだが、顔は真っ赤に紅潮している。
実はデート前に行った、罰ゲームを賭けたテーブルゲーム勝負にて、痛み分けした二人。
先に罰ゲームを終えた裕理は、そこでかかされた大恥の復讐に燃えていて──。
◎ゆみなコスプレシナリオ
フローレスとスライトリーの交流強化の一環として、合同で体育祭が開かれることとなった。
スライトリー側の代表に選ばれ練習に向かった裕理は、フローレス側の代表の中に体操服姿のゆみなを見つける。
練習中、得意なはずの種目でもアガりまくって失敗ばかりしてしまい涙目のゆみな。
放課後、ゆみなに呼び出された裕理は一緒に特訓を開始するが──。
◎美冬コスプレシナリオ
フローレスとスライトリーの交流強化の一環として、企画された合同の文化祭。
美冬は自分たちの出し物が、スライトリーの生徒たちに楽しんでもらえるか、裕理に意見を求める。
それはとてもお堅い出し物だったが、裕理は一生懸命な美冬やフローレスの生徒に遠慮して本音を濁してしまう。
しかし数日後、完成したから見てほしいと呼び出された裕理が見たものは──。