ストーリー
三年前に両親を亡くして以来、義妹の小春(こはる)と二人で生活してきた主人公、速水夏樹(はやみなつき)。大学三年目にして、卒業に必要な単位はほぼ取り終えた夏樹は、残された時間を少し自由に使ってみようと決心する。
そんなある日、夏樹は学園時代の恩師、柊日向(ひいらぎひなた)と再会する。
彼女は今では教職を離れ、実家である喫茶店を営んでいた。
それは恩返しか、胸に残る初恋の残滓か、人手不足の喫茶店にバイトを申し出た夏樹であったが、いつの間にやら彼は住み込みで働くことになってしまう。
そんな夏樹の行動を戸惑いながらも見守る義妹と学友たち。
都会から、少しだけ離れた静かな街で、物語は動き始める。