ストーリー
彼はサプルの王子にそっくりな顔をしており、親しい者からは「裏街道の王子(ブラック・プリンス)」などと呼ばれていた。
ある日主人公は、サプル王国と敵対している「ノルディア王国」の工作員にとつぜん拉致されてしまう。
しかもその工作員は、主人公に、王子にバケて「救出作戦」を手伝うように強要してきた。
サプル王城に囚われた、ノルディアの王女・クリステル姫の「救出」という訳だ。
王および王妃、そして本物の王子が外国に出かけたスキを突いて、主人公と工作員は、それぞれ王子と兵士に扮してサプル王城にのりこんだ。
ところが本物の王子が予定外に早く帰城してしまい、もくろみの破れた工作員はあろうことか主人公を置いて逃走してしまったのだ!
ひとり残された主人公は、混乱に乗じて一世一代の弁舌を必死にふるい、まんまと本物の王子をニセモノ扱いすることに成功し、追放までしてしまう。
王子の立場を手に入れた主人公は、そのぜいたくな生活を気に入り、この立場を死守することを決意するが、しかし、あと約三週間で王と王妃が帰ってきてしまう。
それまでに、完璧に王子のふりができるように王城内での彼自身の味方を作っておかねばならない。
果たして上手くいくのだろうか!?